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仕事中に音楽を聞いても怒られない、新感覚イヤホンを手に入れた

仕事中に音楽を聞きたいと思ったことはありませんか?
単純作業の繰り返しで眠くなったり、気分転換をしたくなったりしたときに私は聴きたくなります。職場以外での作業は基本的に音楽を聞きながらなので、習慣づいてしまっているのかもしれません。

どうして仕事中にイヤホンで音楽を聞いてはいけないのかというと、「話しかけにくいから」が主な理由のひとつかと思います。質問があっても「〇〇さん」と尋ねて返事がなかったら悲しいですよね。そんな問題を解消しつつも自分は音楽を楽しめる、最強のサブイヤホンを手に入れました。

音楽をBGMに、耳をふさがない「ambie」


こちらがそのイヤホン、「ambie(アンビー)」。
このイヤホンは一般的なイヤホンとは違い、外の音を聞きながら同時に音楽も楽しめます。この説明はあまりピンとこないかもしれません。
感覚としては、通常の生活の中で常に音楽が溶け込んでいるような感じ。

普通のイヤホンとは違ってイヤーカフのような包み込む形状が特徴です。一般的なイヤホンは耳の穴に挿入するように装着しますが、こちらの形からわかるように一般的なものとは違った装着の仕方をします。
耳たぶを挟むように装着し、音の出る部分を耳の窪みに入れて安定させます。

一般的なイヤホンとは違い、耳の穴に入れないので当然耳をふさぐことがありません。また、耳をふさがないので、周りの音も問題なく聞こえます。試してみたところ会話も問題なく行えました。

お子様に、ウォーキングに様々なシーンにおすすめ

仕事だけではなく、様々なシーンに有効活用できそう。

ウォーキングやランニングなどを外で行う人にも向いています。淡々と運動するのも退屈なので音楽がほしい、しかし外の音がないのは危険を感じる。そんな人の要望を両方満たします。

また、お子様がいらっしゃる家庭にも良いかもしれません。つい、動画やゲームに集中して家族の会話がうまく行かなくなってしまったり、耳の健康について不安を感じたりするかと思います。
耳をふさがずに聴こえるので、耳の健康には若干良さそう。

ゲームと動画などマルチタスクしやすい

ゲームでレベル上げなど作業をしているときは非常に退屈ですが、音を消せないときにambieと併用すると良い感じでした。
ヘッドホン+ambieで、ヘッドホンからゲーム音を流しambieから好きな音楽を流すこともできます。

また、ゲーム音をambieから、動画をスマホやタブレットのスピーカーから流すことで快適にゲームもできました。

一般的なヘッドホンやイヤホンは遮音性が高いものが多いので、併用しにくいですが、ambieであれば様々な組み合わせで併用することができます。

使用感は特定の使い方・状態では良好


実際に使用してみて、特定の使い方・状態においては非常に良い製品だと思います。

イヤホンをつけていることを忘れるほど快適に日常生活を送れます。家の中で作業をしていても、周りの音が聴こえるので「宅配便が来たなー」「家族が帰ってきたなー」とすぐに気づけます。外に行っても、周囲の音が聴こえるというのはかなり安心感がありました。

不思議なほど音漏れしない

耳から離れているので、音が漏れるんじゃないの?と疑問に感じてしまいますが、不思議なほど音漏れしません。ambieをつけながら会話をしても、相手には一切音楽は聞こえていませんでした。シャカシャカ音すら聞こえないので、音漏れはほぼないかと思います。

その秘密は高い指向性。耳の穴に向かってのみ音を飛ばすので、外に向かって拡散されることがありません。

音質や聴き応え

音楽を楽しむなら気になる音質については、微妙な評価になります。「音楽を楽しむ」という目標があるならambieは一切おすすめしません。低音がかなり弱いので、音楽の聞き所は減ります。
そもそも音質という観点とは違うような気がしてきました。音質の悪いイヤホンで聞いているのとは違った感覚というか。決して音質が悪いわけではなく、ただし低音は足りていない。なんとも言えない新感覚の聞こえ方なので、とにかく試聴してみてほしいです。

音質というよりは、用途を強く意識して購入を検討してほしいと思います。

長時間の使用はちょっと耳が痛い

4時間ほどの連続使用でなんとなく耳が痛くなります。挟んでいるからなのか、耳にとって重いのかわかりませんが、数十分の休憩が必要だと思います。
付ける位置を変えると多少改善される気がします。

本当に仕事中に聞いてても怒られない?

スペック的には会社で聞いていても怒られません。周囲の音も聞こえて、音漏れで他人に迷惑もかかりません。しかし、音楽を聴いているだけで非難されたり、根本的に自由の少ない職場の場合は諦めましょう。
上司や社会を変えましょう。

ワイヤレスと有線モデルがあるよ

ワイヤレスモデルと有線モデルがあり、公式オンラインショップとAmazonで購入できます。
カラーは各6色。今回のレビューに使用しているのはStamp Orange。印鑑オレンジだから朱肉色ですね。
他のカラーも使い勝手の良いものから個性的なカラーまでそろっています。

ワイヤレスモデルはイヤーピースが一体化しているようなのでその点はワイヤレスの方が良いかも
有線は外れてしまうので最悪なくすかもしれない。私は接着剤で止めようかと考えています。

ワイヤレスは12,960円
有線は5,940円