レビュー

Fire 8HDから10HDに乗り換えた理由

以前、Fireタブレットを導入しました。購入当時の主な使用用途としては、こちらの2つ。
・電子書籍で漫画を読む
・動画を見る

これなら8HDで問題ないと感じると思います。しかし、ある2つの使用目的が加わったことで8HDでは不十分になりました。

電子書籍で本を読む。

漫画ではない本を読み始めました。主に教本。プログラミングや職業上必要な内容について読んでいたのですが、PCを開きながら横においた書籍を眺めてこなしていましたが、ここに問題がありました。

文字が小さい。

漫画なら文字が大きく拡大縮小なしで読みやすかったのですが、教本系は文字が小さい。特にプログラミング系はコードが書いてあっても読めない。拡大しても横にのびるので、ページ送り以外にも指での操作が必要になる。これが8HDの最大のネックでした。漫画や文庫本を読むのには本当に丁度良いんです。

動画を見る

NetflixとAmazon prime videoに課金しているので、空いた時間があれば見ているのですが、やや画面が荒い。画面がポツポツしていて、気にならない人は気にならない程度に目立ちます。それと、当然ですが画面が大きいほうが見やすいです。音質については特に変化はないと思います。

変えてみて実際どうなった?

本と動画は見やすくなりました。しかし、若干の問題もあります。

サイズ感はずっしり

サイズが大きいので、携帯性は低くなりました。8HDはハンドバッグでも入るサイズ感でしたが、10HDは入りません。人によっては重いと感じるかもしれません。私はなにかにもたれさせて読んでいるので良いですが、手に持ちたい人は疲れてしまうかも。
購入を考えている方には、じっくり考えてほしいです。自分の使い方に合わせたサイズ選びを。

バッテリーの持続時間

スペックが下がった点として、バッテリーの持続時間が減りました。公式には2時間ほど差があるのですが、使用してみると意外と頻繁に感じてしまいます。こちらは若干ストレスかも。屋外で本を読む機会ってそんなに多くないと思うので、家で使用しているときの充電が若干気になるかなと思います。

画質は良く



こちらは集英社「青のフラッグ」の電子版表紙なのですが、画質が10HDは明らかに良いというのがわかります。どちらも写真ですが、桜の木の部分のポツポツ感に差を感じます。画集などを見る場合は、かなり違和感があるのでは?

それでも引きこもりに10HDは良い。

インドア派で休みの日は部屋に1日こもりきりなので、長いコードを買ったらそれで充電の手間は解消しました。PCを持っているサブとして漫画・映画用にタブレットをとなると、かなりコスパの良い製品ではないでしょうか。一日のダラダラのお供に、ちょっとの贅沢をするなら”Fire 10HD”を。

おまけ


8HDは安いカバーを付けていましたが、10HDは純正カバーにしました。縦置きも横置きもできて、手触りも良いです。偶然ですが、Amazon echoのチャコールとおそろいのような素材感になりました。
また、以前のカバーで悩んでいた、本を読んでいる最中にカバーが傾く問題も解決しました。強力な磁石をカバーに使用しているので後ろに蓋を持っていっても、ぴったりとくっついて離れません。本を読んでいてかなり気になるポイントだったので、どの機種を買う方にも純正カバーはおすすめします。