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G Suiteの活用事例。情報共有を中心に使う

(画像引用元:G Suite https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/features/

G Suiteを導入しました。もともとサイボウズliveを使っていたのですが、2019/04/15終了ということで終了10日前というキワキワまで移行先を保留してしまっていました。
様々なサービスへの移行も試したのですが、無料期間中に「使いにくい」の声が頻出し、3つのサービスを転々とした末のG Suiteとなりました。

さて、G Suiteなのですが様々な機能を使用できるのですが、それをどう使えばよいかという情報が不足している気がします。
「G Suite 活用事例」と素直に検索すると、イマイチ詳細が語られない公式の導入事例(https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/customers/)もしくはG Suiteを検討中の人を仲介したい業者や連携してほしいツールの宣伝ばかりがヒットします。

実際に何の機能をどのように使うのかという実例が足りない!ということで私なりの活用事例について書いていきたいと思います。

使うのは4つの機能だけでいい

使うのはざっくりと4つの機能だけにしました。

使用する企業の系統にもよるのですが、ITリテラシーの低い人が大半の小売や製造業での導入を検討している場合は様々な機能を使わせようとすればするほど拒否されます。少なくコンパクトにまとめることで、抵抗なく導入してもらえるようにしましょう。

使用者側として使う機能は
・Hangouts Chat
・カレンダー
・Google Drive
・Hangouts Meet
の4点です。

連絡の主軸はHangouts Chat

部署ごとや会社全体の連絡はHangouts Chatにしました。
Google+も検討していたのですが、LINEなどに近いUIなのでとっつきやすいかなと思います。グループチャットやテーマチャット、個別チャットなど細分化して管理しやすいので連絡ツールとしては悪くないのではないでしょうか。
スマホアプリでも確認しやすいので、外回りが多い職場でもOK。

とにかく私としては社内でのレスポンスの速度アップが目的です。各アカウントごとにメールアドレスも発行されますが、「お世話になっております。〇〇事業部の△△です。~」というやり取りが面倒なので気軽な感じで連絡を取れるツールとして優秀です。

デメリットとしては、チャットルームが増えすぎると管理しづらいところ。

共有予定と個別予定を混ぜつつ分けつつ

予定管理はもちろんカレンダーで。
もともと個人的に使用している人も多いのではないでしょうか。
部署や会社全体の共有予定と個人の予定を一覧することができるのがとても便利です。もちろん個人の予定は共有せずに自分のみの閲覧も可能ですし、共有設定のカスタマイズがやりやすく管理も楽。

見たいスケジュール以外を非表示にもできるのでとにかく見やすい。
私の中ではベストなカレンダーアプリです。

ファイルの共有はGoogle Driveで

データやマニュアルの共有は、Google Driveで簡単に行えます。共有も簡単なのに加えて、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなどで簡単に編集も可能。バージョン管理も可能なので、G Suite上で作成したデータをすぐに共有できるというフットワークの軽さが魅力です。
共有範囲も設定できるので、やりとりも無駄がない。

ハングアウト Meet

拠点が多い企業で導入するなら外せない、ビデオ会議機能。通常の対面のビデオ通話や画面の共有など基本的に求められることはすべて可能です。タブレットやスマートフォンからも利用できるのが良いですね。
自社内であれば、Googleドキュメントでリアルタイムに共同編集を行うことができるのがとても便利。

使いこなせる人にはもっと拡張してもらう可能性

昨日の使用可能・不可は管理者側で設定することができます。
新しい機能で不便を解消することができるなら、使いこなせる人は「これを使うと便利」と新しい提案をしてくれることもあります。
Googleという利用者の多いサービスなので情報も豊富。こうしたい!を実現することができるのではないでしょうか。

PCやスマホなどを活用することができる人は様々なツールを使ってもらい、詳しくない人は最低限を簡単な操作で使用してもらえる。
様々なユーザーが生まれてしまう企業で使うものとして、とても使いやすいツールにまとまっているのではないでしょうか。