この記事は「MUSON（ムソン） MK3」のPR記事です。
外出先や移動時間のちょっとの空き時間に軽くゲームをプレイしたいときってありますよね。
そんなときに、有線のイヤホンは接続も手軽で楽ではありますが、コードが鞄の中でグチャグチャになってストレスがたまるのが非常にネック。ゲームを、やりたいときに「すぐ」にできる環境を構築するなら、無線のイヤホンが非常におすすめです。
「MUSON MK3」は、Nintendo SwitchなどBluetoothに対応していないものを、外付けするだけでBluetooth対応にしてくれるトランスミッターです。
Nintendo Switchの最もベーシックな配色と同じカラーリングでセットでつけてもかわいい。
使い方
MUSON MK3の使い方は以下の通り。
1.キャップを外し、Switch本体下部のUSB Type-Cに差し込む
2.Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンをペアリングする
こちらの2つの手順で設定が完了します。ペアリングの開始方法も、Switch本体にMUSON MK3を差し込んで給電を開始した瞬間からペアリングモードになるので、ワイヤレスイヤホン側のペアリングモードを起動すればOKです。
充電は接続したままでOK
「USB Type-Cに接続してしまうということは充電ができないのでは？」と疑問に感じますが、問題ありません。MUSON MK3本体右側にもUSB Type-Cを接続できるようになっているので、製品を介して、Switchにも充電することができます。
長時間のゲームプレイにも問題なく対応してくれます。
ラグは低遅延で解消
まず念頭においてほしいのは、ラグは本体と受け手側（イヤホン）の規格によってラグの発生に差があります。
MUSON MK3は「aptX LL（aptX Low Latency）」という遅延の少ないコーデックに対応しています。これはゲームや映画向きのコーデックで対応している製品がまだ少ないですが、映像と音声のラグのない体験ができるBluetoothコーデックになります。
音楽を楽しむ目的のイヤホンは対応しているものが少なく、ゲーミングイヤホンを中心に増えていっているとのこと。
今回、手元にあるワイヤレスイヤホンは「aptX」だったのでこちらの製品の良さが生かしきれませんでした。「aptX」の場合は、音と動作にラグは感じます。とはいっても1秒単位で遅れているわけではなく、もっと微妙な差でした。
ラグがゲームのプレイ体験にどの程度影響するのか、あつ森とFortniteをやってみました。
あつ森では音をしっかり聞く必要のあるシビアな操作は釣りくらいですが、あまりラグの弊害は感じませんでした。Fortniteは極めようと思えばコンマ単位のラグが気になり始めそうですが、カジュアルなプレイヤーなら問題ないと思います。
「aptX LL」対応の製品同士であれば、非常に遅延が少ないそうです。シビアな判定のゲームをプレイする方は、手持ちのイヤホンの機能も併せて確認してみてください。
USB Type-C延長ポートでPCやPS4でも使用可能
USBからUSB Type-Cに延長できるコードが同梱されています。
こちらを使えば、USB Type-Cに直接接続できないPCやPS4にもこの製品を使うことができます。
PC(win10）で試してみましたが、イヤホンは先程と同じものを使ったので遅延は生じますが普段の作業であれば問題ないかと。ゲームでは有線を使用し、動画を見たり音楽を聴いたりするときは無線を使うなどの使い分けをすれば快適かも。
接続手順はSwitchと同じで、PCに接続してイヤホンとペアリングするだけです。
VCもついでに簡単に
同梱されている「3.5mmマイク」も機材が揃っていない方にはありがたい同梱内容。
今回使用したワイヤレスイヤホン本体にマイクが内蔵されているのですが、確認してみたところイヤホン側のマイクを優先的に使用されるようです。マイクが内蔵していないワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを使用している場合は活用できるかと思います。
マイク単体で接続するとイヤホンジャックが占領され、入出力をイヤホンジャックからすればいいとSwitchが認識します。マイク単体で接続すると「音声入力はできるがゲーム音は出力されない」というどうしようもない状態になります。
この製品を購入しているので、マイク単体で使用したいという要望は少ないかと思いますが……。
まとめ
今回「Bluetoothトランスミッター MUSON MK3」を紹介しました。
おすすめのポイントとしては以下の通り。
・お値段が安い
・aptX-LLコーデック対応で低遅延
・USB Type-Cポート&接続簡単
・充電をしながら使用できる
逆にちょっと残念だったポイントはこちら。
・Switchの専用ケースや専用クレードルなどへの収まりが悪い
（専用ポーチに入れるときは外さなければ入りませんし、充電しながら使用できるクレードル等の場合はUSBポートがなければ同時に接続できません。TVモードであれば問題なし）
携帯することが前提のワイヤレスイヤホンを使用するなら、ポーチにSwitch本体とトランスミッターを分けてから収納するのがちょっと面倒に感じました。
しかし、目立ったマイナス点はなく簡単で使いやすい製品だと思います。「ワイヤレスイヤホンでゲームがしたい！」という方には問題なくおすすめできる製品でした。
今回使用した機材
本体：Nintendo Switch
Bluetoothイヤホン：Aviot TE-D01d（対応コーデック AAC,SBC,aptX）
