最近だと、VRoid Studioの拡張性が高くなってVtuberとしても流用できるようなハイクオリティな3Dモデルが増えています。鴨見カモミちゃんとかクオリティの高さがヤバイ。かわいい。
初音ミクの時代から頭が止まっている私としては、「ネットで有名なかわいい女の子」=「ヘッドホン」!!!
というわけで、VRoidでヘッドホンを作ってみました。多様な作り方があるヘッドホンです。頭の体操がてら作り方を考えてみてくださいね。
まずは耳を小さく
まず、スタートは耳を小さくします。
かなり重要なので、間違いなくやってください。「顔編集/耳」からいけます。とにかく最小にしてください。仕様上、耳を透過して消すことができません。なので、とにかくヘッドホンに干渉しないよう耳を小さくしてください。
その後の拡張性がかなり左右します。
形成
次にざっくりとした形を作ります。
・本数:2
・間隔:180
・位置:90
で設定します。ほかは大体デフォルトでいいです。そしてトーンカーブのような画面で、ツルになる部分は直線、ヘッドホンの耳あて部分はふっくらとした形に形成しましょう。見えにくいかもしれませんが、キャプチャの形で作ればおおよそOKです。
この状態だと、耳がヘッドホンからはみ出したり、顔の形にあっていない形状になってしまうので、輪郭の形に沿うようにガイドを整えます。正面から見るとこんな感じになります。
ヘッドホンを傾ける
デフォルトの設定のまま制作を進めると、ヘッドホン部分から耳が貫通します。なので、ヘッドホンを傾けることで解決します。
↑これが↓こう
耳が隠れて自然になりましたね。ざっくりヘッドホンの形になりました。
この方法のデメリット
この方法にはデメリットがあって、断面の形の設定にヘッドホンの形が依存してしまう点です。
今回は、三角形を使用したので、頂点・真ん中となってしまう部分が尖ってしまいます。他の3Dソフトだとフィレット(角丸)にできるのですが、VRoidはそれができないので、難しい部分です。次と、次の次のステップで解説している部分を生かして立体としてきれいになる形を作っていただければと思います。
テクスチャ書いたら良いのでは?
形はざっくり良い感じになったので、装飾ですね。とりあえずテクスチャを描けば良いのではないかと思いまして書いてみました。サンプルなので、センスは度外視として、マークを付けてみました。
表面と裏面になるので表面半分にテクスチャをあてるとなると、テクスチャ画面の半分に描けば適応されます。がしかし……逆の耳に付く方を見ていくとこんな感じになっています。
あっ左右反転してる……。
ということは対象的な図形をテクスチャとして書くしかないのですが、それが厳しい方は、立体で装飾を作っていきましょう。その場合は
VRoid Studioでメガネを作る方法が参考になります。
この要領で線を引く事でいい感じで作れるはずです。
発展形に悩む
プラスアルファとしてなんとなく均一の線で厚みを増やして接合部を補強するとそれっぽく見えます。
なにか情報量が足りないなと感じた方はつなぎ目を補強することでリアリティを足してみてはどうでしょうか?他にもイヤーパッドを作ってみたり、形を精査していったり拡張性はかなり広いと思います。
さらに、立体っぽいラインを引いて、そこに平面っぽい形を埋め込めばヘッドホンっぽくなります。とにかく、このベースを作ればいい感じに形が作れると思うので、Vroid制作者のみなさんのアイディアにおまかせします。