コンバースネクスターというコンバースの新しいラインが登場していました。
この記事ではネクスターの特徴について細かく検証していきます。
ネクスターとはどういう存在?
ネクスターは、今までよりもリーズナブルな価格とデザインを提案する新しいラインです。
コンバースには元々、王道のALL STAR、シンプルで洗練された「JACK PURCELL」、レザーバスケットボールシューズで有名な「ONE STAR」など様々なラインがありましたが、そこに新しく加わりました。
しかし、コンバースのオフィシャルサイトには「ネクスター」という記載はなく、どういう扱いなんだろうと疑問に感じてしまいます。公式サイトも別で用意されています。(https://converse-nextar.com/)
サイトは別ですが、問い合わせ先のフリーダイヤルの電話番号はどちらのサイトも同じ番号です。謎だ。
ネクスター110 HIの仕様チェック
ALLSTAR定番と非常によく似た「ネクスター110 HI」を眺めながら仕様を確認していきます。
アンクルパッチが大幅変更
まず誰しもが感じることとして、アンクルパッチのデザインが全く違います。丸の中に大きくセンターにかかれていた星マークが控えめになり、テキストの占める面積が増えました。
デザインの賛否については意見が分かれるのですが、女性寄りの可愛らしいデザインになったように感じます。
ヒールパッチがコンパクトに
「ALL★STAR」と縦長のあのロゴがぎっちり収まっていたヒールパッチが、「CONVERSE」に。ALLSTARのシリーズではないので当然変更されました。
CONVERSEのロゴがシンプルで収まりが良いのでこれはこれで好きです。
インソールは変更なしかな?
インソールはフラットで最近コンバース内で多く展開しているようなアーチに沿ったものではないデザイン。ALLSTARと全く同じかと感じるものでした。相変わらずインソールの取り外しはできず、クッション性を高めたい場合は、既存のインソールの上に別途インソールを乗せる必要があります。その場合はサイズを一つ大きくすることも検討したほうが良いかも。
生成りホワイトはなし?
今までコンバースALLSTARの定番の「ホワイト」といえば生成り色のような黄色がかったものでした。ネクスターのホワイトは、ALLSTARでいうオプティカルホワイトの生地でアクセントに入っているラインがネイビーというものになっていました。
ネクスターのオプティカルホワイトはALLSTARと同じ、真っ白でレッドとネイビーのラインが入ったデザイン。
あの生成り色のイメージが強いので、ちょっと残念にも感じました。
微妙に違う、履き口とソール
HIの履き口がALLSTARは足首に沿うように波のあるようなデザインですが、ネクスターはまっすぐです。作業工程的な部分を抑えてコストダウンを図っているのでしょうか?足の形の問題で気になる人と気にならない人がいると思います。私はその部分が当たるという悩みがないので、問題ありませんでした。
OXは差を感じられませんでした。
ソールは模様に変更がありますが、機能面で気になるほどの差はなくあくまで好みの問題という感じです。
サイズ感はちょっと小さめ?サイズ展開に注意
ALLSTARは今までインチ表記を基本としていて、都合上24.5cmがインチでは2つあるという状態でした。ネクスターの公式サイトはセンチ表記のみでした。
私はALLSTARは6インチ(24.5cm)のちょっと大きめの24.5cmを履いていました。ネクスターでも24.5cmで大丈夫なのかと思い足を入れてみましたが、小さく感じました。私には25.0cmが丁度いいサイズです。
好き嫌いはあるけど
引用元:https://converse-nextar.com/
「やっぱり伝統的なALLSTARがいい!」という熱心な愛好家がいるのはもちろんですが、価格が安くて履き心地が大きく変わらないネクスターも悪くはないのでしょうか?2020春夏モデルで、「ネクスター110 SC HI」はスモーキーブルーとブラウンが発売されていましたが、カジュアルでありながら落ち着いたカラーでかわいい。
ALLSTARのシーズンカラーモデルは7,700円くらいなのに対し、ネクスターのシーズンカラーモデルは4,500円で激安です。いつもは選ばないカラーに挑戦しようと思ったときにこの価格なら手を出しやすいですね。