コンバースの中でも履きやすさと大人っぽさから根強いファンを持つ、ジャックパーセルのアレンジモデル「JACK PURCELL SLIP RH」を購入しました!
ジャックパーセルは履き心地が良い!
コンバースと言えばALL STARを連想する方が多いと思います。
最近ではALL STARのベージュが大人気で様々な店舗で売り切れたり、ルーズな履き方が流行ったりと話題性に欠かない定番スニーカーです。
そんなコンバースには1935年から製造され続けている定番ラインがあります。それがジャックパーセル。
ジャックパーセルの特徴は、ALL STARよりも歩きやすく足に負担が少ないこと。
ジャックパーセルの作りとして、バドミントン用のシューズとしての起源があるため、動き回りやすく足をサポートしてくれます。シュータンはふかふかで、インソールはしっかり肉厚。履き口周りも生地一枚ではなくしっかりと中綿が入っているので、全体的なフィット感を感じられます。
最近ではコンバースが新しく開発したREACTソール(足をサポートする機能を盛り込んだカップインソール)が入っていますが、定番で使われているジャックパーセルのインソールのままでもかなりフカフカ。
シンプルで大人っぽいデザイン
ALL STARはカジュアルで若々しい印象ですが、ジャックパーセルはシンプルで大人っぽいデザインです。
ヒールパッチの「ヒゲ」とつま先の「スマイル」が目に付きますが、他はいたってシンプルで主張が少ないデザインです。キレイめな服装だけど、ちょっと歩きそうな日にもしれっと合わせてくれるのがこの靴の気に入っているところ。定番のブラック・ホワイト・ブラックモノクローム(オールブラック)は特にその要素が強く出ます。
今回購入したブラウンはちょっとカジュアルだけど、大人っぽさも同居した良いバランスです。
8,000~10,000円程度で購入できるものがメインなので、雑に扱って履きつぶしたら新しく買うを繰り返しやすいのもポイントです。
SLIPだけど無視してスタンダードに
今回購入した「JACK PURCELL SLIP RH」はシュータンにゴムが付けられていて、靴紐を通さなくてもホールドをしてそのまま履けるスリッポンタイプ。
しかし、個人的にはしっかりと靴紐を締めることで足元も引き締まると思っているので、付属の靴紐を通して履きます。スリッポンタイプに靴紐を付けても問題や違和感はなく、むしろ履きやすいです。靴紐とゴムの二重でしっかりホールドしてくれるので安定感があります。
ジャックパーセルはシュータンにも中綿が入っていてフカフカですが、SLIPには中綿が入っていません。縫ってあるので生地自体の厚みはありますが、ぺたっとしています。定番との違いは以下の通り。
・シュータンが薄い
・シュータンの裏にゴムが入っている
・インソールがREACT
サイズ感は若干ゆったり
ALL STARと比べると若干ゆったりとした設計です。ALL STARは幅が細めなのですが、それと比べて幅にゆとりがあります。しかし、ジャックパーセルは肉厚なインソールが入っているので、甲の高さによっては窮屈さを感じてしまうこともあるかもしれません。
靴紐での調整がしっかり効くので、幅が痛くない程度を狙って選ぶのが良いかと思います。
私の場合はALL STARは、6インチ(24.5cm)でかなりぴったりですが、ジャックパーセルは同じ6インチのサイズを選んでゆったり履くという具合。他のスニーカーと同じ感覚で履くと違和感が強そうです。
インソール「REACT」の違いは?
「REACT」カップインソールは初めてだったのですが、たしかに肉厚感はあります。
ALL STARはペラペラの真っ平らなインソールなので違いをすぐに実感できますが、ジャックパーセルは元々ふかふかでカップ形状のインソールなのでは正直に感想を言うと大きな感動はありませんでした。
カップインソールは、インソールのヘリが盛り上がっていて足の位置を靴の中で安定させてくれます。REACTインソールは多重構造になっていて、足を包みこむような柔らかな履き心地で快適な歩行をサポートしてくれます。
モノトーンの定番ともう一足あると楽しい
ジャックパーセルは6年ほど履き続けている靴です。モノトーンの定番は使いやすく、一足持っておくと様々なシーンで「とりあえずジャックパーセルなら大丈夫!」と思わせてくれる私の必須アイテム。
ですが、時にはカラーアレンジモデルで足元に少し遊びもプラスしたい!そんなときにはシーズンごとに展開されるカラーアレンジモデルや素材違いのモデルを取り入れてみましょう。
自分らしい定番の新しいアプローチが見つかるかもしれません。
JACK PURCELL SLIP RH」は2020年春発売され、定価は¥7,700 (税込)。