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pixivFACTORYでトートバッグを作ってみた!評判やデータのコツは?


2020年7月からレジ袋有料化となるので、どうせなら自分で作ったトートバッグを持ってお買い物をしたいと思い、pixivFACTORYで注文してみました!

pixivFACTORYとは?

pixivが運営する、1個から注文できるグッズ制作サービスです。
缶バッチやタペストリーからTシャツ・パーカーなどアパレル系まで。一般的に流通しているグッズならだいたい作れてしまいます。1個から注文できるので、個人用や身内用にもおすすめです。

また、印刷に関する知識がなくても簡単に制作できます。CMYKでの入稿が一般的な印刷ですが、RGBのみ対応しているという珍しい方式。RGBで入稿されたあとに工場側でCMYKに変換しているそうです。
「CMYKがわからない」「CMYKを扱えないソフトで絵を書いている」という方でも簡単に入稿できます。

グッズを作る段階

画像の作成

adobe frescoでイラスト
イラストはiPad Proとadobe Frescoで描きます。推奨サイズが各グッズごとに設定されているので、それに合わせてキャンバスサイズなどを設定していきましょう。
今回は個人でLINEスタンプなども販売している「マシュマロゴースト」でデザインを作ってみました。

とりあえずかわいくて飽きが来ないデザインにしようと思いこんな感じのシンプルな絵にしました。

発注

画像が完成したら、さっそくpixivFACTORYのサイトに行ってデータを納品します。
作りたいグッズのページに行き、詳細を選択してデータをアップして調整すればOK。

今回は、トートバッグを選びます。サイズはMでプリント面積は中。画像で全て作っているので、ただ画像をアップロードするだけ。

支払いはクレジットカードやATM決済、コンビニ決済から選ぶことができます。コンビニ決済があるのでカードを使いたくない方でも申し込みできます。ただし、セブンイレブンは対応していないのでここだけ注意が必要です。
トートバッグは単価1,530円に送料が400円かかりました。

今回は6月1日の夜に注文し、6月6日の夕方に京都から発送されました。

実物が届きました!


6月6日に発送され6月7日に届きました。
佐川急便で既定の梱包バッグにそのまま入っていました。トートバッグだから簡易で大丈夫ですがかなり簡易。

pixivファクトリーで作ったトートバッグ
マチがあって生地がしっかりしているので使いやすそうな形状です。ポケットや内張りなどはないので、最もシンプルなデザインと言えるでしょう。肩紐は長めなので156cmの私が肩にかけずに持つと地面についてしまうくらいのサイズ感です。

Mサイズの内容量


内容量的には、2人暮らしの買い出しなら2日分は入る感じです。※生活や食事の量によります。
ペットボトルなら倒して2本とちょっと余裕があるくらい。缶だと画像のような感じ。
しゃぶしゃぶのお肉など正方形に近い容器に入っているものは入りません。

色やデザインの出方



トートバッグ特有の繊維のムラ感はもちろんあります。
色の出力は若干薄く出ます。pixivファクトリーのプレビュー画面よりも薄く出ます。若干色が濃い目にして入稿するのが良いでしょう。

濃い色(縁取り)はほぼ黒に見えるので、細かいニュアンスはあまり期待しないほうがいいかも。
線は綺麗に出力されるので、サンプルで表示されているような、少ない色数でパキッと仕上げるデザインに向いている気がします。

期待通りの仕上がりで満足

制作時に表示されるサンプルやデザインが分かりやすく、完成形が想像しやすかったので期待した通りの出来です。印刷の感じは非常に良いですが、細かく「ああこういう感じか」と思う点はあっても特に不満はありません。
線が想像よりもかなり綺麗に出るので、データ作りの際はここに気を使ってみてくださいね。

制作したグッズはboothで販売できるよ

https://oshugu.booth.pm/items/2119363
制作したグッズはボタンひとつでboothにて販売できます。制作単価に自分の取り分を加算した額が販売価格として設定でき、注文が入ったらpixivで印刷・発送してくれるので在庫管理の手間もなく非常に簡単です。