先日レビューしたAstroのゲーミングヘッドセット「A10」。頭頂部が痛くなってしまい、これは重さが原因なのではないかと考え、とにかく軽量なヘッドセットに変更しました。
それが今回紹介する「Razer Kraken X for Console」。
こちらのヘッドセットは7,000円代の低価格ヘッドセットの中でとにかく軽量なものを基準に購入しました。重たいものを使って頭頂部が痛くなってゲームができなかったので、軽いものを選択しました。重かったヘッドセットは345gでこちらの「KRAKEN X FOR CONSOLE」は249g。100gほど軽くなりました。
250gはおおよそ小玉リンゴ一個分程度の重さです。
これ1つでどのハードにも
PS4、PC、Switch、スマホなどどのハードにも対応しているので、これひとつあればどのプラットホームでもVCを快適に行えます。
パッケージ内容としては、
・ヘッドセット本体
・PC用変換プラグ
・説明書
・PC用サラウンドサウンドを利用するためのパスコード用紙
そのままの状態で、PS4やSwitchは使えます。同梱されている変換プラグを使えばPCに挿すことができます。
「RAZER KRAKEN X FOR CONSOLE」の使い心地は?
マイクヘッドホンともに音質は問題なし
音質については非常に安定感があります。
ヘッドホンの低音がそこまで強いタイプではないように感じます。私は低音が強いものが迫力があって好きなのですが、ちょっと物足りないかもしれません。
短期間で、SONYのPS4純正ヘッドセット「ワイヤレスサラウンドヘッドセット (CUHJ-15001)」とAstro「A10」を使ってフレンドに比較してもらいましたが、マイクにはそこまでの差がないかなという感じでした。
PCはソフトを入れてばサラウンドサウンドに
同梱されている内容の
・PC用サラウンドサウンドを利用するためのパスコード用紙
を頼りにソフトを入れて、書かれているパスコードをアカウントに紐付けると、サラウンドサウンドにすることができます。
クッションはふかふかでメガネに干渉しにくい
イヤークッションはフカフカで外側は合成皮革。
「メガネフレーム干渉防止形状のイヤークッション採用」と記載があるように、メガネを掛けていてもその部分だけ痛くなることはありませんでした。ただし、各所のレビューでもあったように側圧(イヤークッションが密着している部分の圧)が最初は強いので、ちょっと開いた状態で癖付けをする必要があります。
要望をしっかりと抑えた有名メーカーの廉価モデル
左後ろ側には、ミュートボタンとボリューム調整ダイヤルがついています。操作する際は若干ノイズがマイクに乗ってしまいますがあると嬉しい機能。
重さも軽量で、クッションもふかふかとさすがRAZER製品だと感心させられるコスパの良さ。
・マイクが収納できない
・本体の素材感が若干チープ
こちらの要素が値段を落とした分の不満点としてあげられますが、性能面は価格的には申し分なく、ぜひおすすめしたいヘッドセットになります。