iPad Proは外出先やベッドの上、好きなところで作業が簡単にできるので非常に便利です。
特にイラストや絵を描く場合、Apple Pencilを買うだけで手軽に始められます。Apple Pencilはおおよそ2万円かかりますが、充電式で書きやすく、筆圧感知や傾き感知もできる便利なアイテム。
ゲームをしたり、動画を編集したりと様々な作業も合わせてできるのでiPad Proを買おうと考える方が多いかと思います。そこで躓きがあるのが、「12.9インチと11インチのどちらが良いのだろうか」という疑問。
こちらについてメリット・デメリットを比較していこうと思います。
画面が大きい12.9インチ
メリット:画面が大きい
とにかく画面が大きいです。
画面が大きければ大きいほど、絵を書くことができる描画領域が広がります。絵を書くソフトは様々な機能を持ったものが多いためどうしても画面の中のツールバーが面積を圧迫してしまいます。画面は大きければ大きいほど、便利になるので大きなポイントとなります。
本体サイズは280.6mm×214.9mm。ノートパソコンでもあるくらいのサイズ感です。
デメリット:重い
重いです。
軽い方のWi-Fiモデルで641g。これはだいたい500mlペットボトルと文庫本一冊をあわせたくらいの重さ。そこまで重いものではないのですが、長時間手に持って絵を描こうとするとじわじわと疲れてくる重さです。
インドアな女性だと絵を描く疲れよりも先に、腕の疲れを体感します。
家での作業が多めの方・とにかく大きい画面で描きたい方
液晶タブレットのように机の上にスタンドで固定して描くことが多い方には12.9インチがおすすめ。画面は大きければ大きいほうが絵を描きやすいので、重さと大きさのバランスを考慮して選ぶ必要があります。
A4サイズくらいの横幅があるので、A4対応のカバンでないと携帯するときに不便です。
携帯性に優れた11インチ
メリット:携帯性に優れる
12.9インチよりも軽くて小さいので携帯性に優れます。
本体サイズは247.6mm×178.5mm。
Wi-Fiモデルは471g。12.9インチよりも170gも軽くなります。
打ち合わせや外で絵を描きたいと言う要望には11インチがおすすめです。
12.9インチは長時間手で持って作業する場合は、腕がプルプルしてしまいますが、11インチの場合はまあ大丈夫かなと思う程度の重量。インドア派の人にはこちらのほうが良いかと。
デメリット:画面がやや小さい
Frescoなどシンプルな構造のアプリの場合はあまり感じないかもしれませんが、クリップスタジオなどの機能が多いアプリの場合は画面が窮屈になってしまうかもしれません。
画面に表示されるツールを限定したりといった工夫が必要になります。
外への移動が多い方・女性
11インチは外への持ち運びの多い方におすすめです。
仕事の休憩中や待ち合わせ時間などに作業したいので、私はこちらのサイズを選びました。持ち運びの際はあまり重たいものを一緒に持たなければ負担はありません。リュックなどに入れるのであれば長時間の移動でも耐えられるかなと思います。
出張のお供にはiPad Proと決めています。