落ち着いたファッションでまとめると革靴ばかり履いてしまう。しかし、革靴はソールが硬かったり脱ぎ履きが大変だったり、歩きやすさや便利さに不満があることも多いと思います。
歩きやすくてそれでいてカジュアルすぎない。そんな両面を持ち合わせたおすすめの本革スニーカーを今回は紹介していこうと思います。
日本産スピングルムーブ
履き心地を追求した日本産のスニーカーブランド。
元々ゴムメーカーとして創業されたスピングルのソールの履き心地の良さは折り紙付き。靴のアッパーとソールを圧着させる「バルカナイズ製法」は国内で行っているメーカーはわずかで、高度な技術で支えられています。
一見細身に見えますが、国内ブランドということで日本人の足型を理解したシルエットで幅広の方でもスマートな印象に。
カンガルーレザー
野球やサッカーのスパイクにも使用されるカンガルーレザーは“軽い・丈夫・やわらかい”の三拍子が揃った優秀な素材。スピングルの定番シリーズはこのカンガルーレザーを使用した製品です。
カンガルーレザーはシワが多いのが見た目の特徴です。きれいすぎないので、こなれた印象にまとまります。
サイドゴアモデル SPM-442
スピングルで最もおすすめなのがサイドゴアモデルのSPM-442。こちらもカンガルーレザーを使用している定番商品です。
日本人は靴を履く文化が海外と比べて育っていないため、またその文化上、靴の脱ぎ履きが必要なシーンが多いためサイドゴアがおすすめです。足の両サイドがゴムになっているので、靴紐を解かずに靴を脱ぎ履きできます。
遊び心と上質が詰まったPATRICK
PATRICKはカジュアルスニーカーとして、非常に遊び心を持った特別なポジションにあります。
シーズンごとに「健康食品(ヨーグルト・アサイーなど)」や「手のひらサイズのいきもの(スパイダー・エスカルゴなど)」といったカラーテーマを持った特別な配色であったり、靴にはなかなか使用しないコルクやバッファローレザー、ジャガードなど一風変わった素材を使用したデザインに目が離せません。
シンプルで上質なPUNCH
やわらかな牛革ステアレザーを使用した、軽量でクッション性の高いモデル。
シンプルでオーソドックスなモデルですが、つま先が少し長めに作られており、ビジネスシューズのようなシルエットがスマートなファッションにハマります。
ジャックパーセルはコンバースだけど大人っぽい
converseと言えばALL STARです。学生から大人まで広い年齢層の方に愛されている靴ですよね。しかし、今回のおすすめは違います。
converseの定番「JACK PURCELL(ジャックパーセル)」。
こちらは私も長年愛用しているのですが、ALL STARと比較して履き心地が良く、見た目もシンプルで飽きが来ない安心するデザインが魅力です。
履き心地の良さはつま先とインソールにあります。
ALL STARはつま先にかけて徐々に細くなるシルエットで幅広の方には窮屈に感じがちですが、ジャックパーセルはつま先に丸みを帯びています。日本人は幅広の方が多くつま先にトラブルを感じがちです。日本人の足型に近いのはこちらのジャックパーセル。
また、インソールはカップインソールになっており、足がぐらつきにくく安定します。コンバースと言えばインソールが薄く疲れやすいというイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、そのイメージを覆すように丁度よいフカフカ感を持ったインソールです。
レザーのホワイトがおすすめです。男女ともに定番化された商品なので合わせやすく、一足持っているとコーディネートに悩んだ際にも「とりあえずコレで安心!」という安定感があります。
黒っぽい靴が多くなりがちな中、ホワイトで爽やかさを差し込むのも素敵だと思います。
※ALL STARとサイズ感が違うので、注意が必要です。
まとめ
旅行やちょっと歩きそうなお出かけにも履きやすく、足元に加えるだけで洗練された印象を与えてくれるレザースニーカー。靴箱にひとつ加えるとコーディネートの幅が広がってくれますよ。