アナログゲーム

2人でできる論理系ゲーム「タギロン」が面白くてタギる!

2人でできるアナログゲームって貴重ですよね。4人を前提として作られているものが多いけど、そんなに人数を集めることもなかなか難しい。2人で軽い気持ちで初めて熱中できるゲームでおすすめなのが「タギロン」です。
こちらのゲームは4人までプレイできるのですが、今回は2人でのプレイ方法と魅力について解説!

「タギロン」とはどんなゲーム?


「タギロン」は相手の持っているカードを質問によって明らかにしていき、カードに書かれた「数字」と「色」を先に当てた人が勝ちです。
カードの内訳は
0~4、6~9の青と赤のカード18枚と5の緑のカードが2枚。合計20枚。
ランダムに5枚選び、「数字が小さいものを左に、数字がかぶった場合は赤を左に」というルールに従って並べます。


カードを並べたらゲームスタート。
プレイヤーは交互に「質問カード」を選び、相手のカードの中身を探ります。「8はどこですか?」「赤色のカードの合計数はいくつですか?」「真ん中のカードは4以下ですか?5以上ですか?」など様々なアプローチで質問することができます。


カードが全てわかったら「宣言」を行います。宣言は左から「赤の0」「青の1」「緑の5」「赤の6」「赤の7」と全カードを宣言していきます。
宣言を受けた側は正解なら「正解」、どれかひとつでも間違っていたら「違います」と答えます。このゲームはどちらかが当てるまで続くので、「ここが違う」という内容を明言してはいけません。

詳細

プレイヤー数:2~4人
所要時間:20分程度
対象プレイヤー:算数ができる

どんな人にオススメ?

まず前提として算数ができないと厳しいので、足し算引き算ができることが必須です。
論理系のゲームが得意な人は問題なく始められますし、慣れれば様々なアプローチを学べるはずなのでゲーム慣れをあまりしていない人でも何度かプレイすれば大丈夫!

ちょっと悩むポイント:連番とは

「連番の数字はどこですか?」と質問されたときに、
「赤1」「赤2」「青2」「緑5」「赤8」
だった場合、連番は「赤1」「赤2」なのでしょうか?「青2」までなのでしょうか?
最初にルールの共有はしておいたほうがいいかも……。

ガチの頭脳戦!という雰囲気が良い


攻略法として様々なアプローチがあります。
個人的には、「最初にどこかの数字を確定させてから、その数字を基準に他の数字を引き出していく」というのが鉄板だとおもうのですが、数字を確定させるために数字関連の質問ばかりしていると色を判明させる手数が足りなくなりがちです。また、何かに一辺倒な手を打つと、相手からの妨害を受けやすくなります。
かといって妨害をすれば勝てるゲームではないので、丁度良い塩梅で妨害を入れつつ自分で答えに近づいていくのが重要。

対戦ゲームではありますがあくまで自分で答えを見つけていくゲームなので、柔軟なアプローチと頭が必要です。にぎやかな雰囲気というよりは、じっくり系のプレイングになります。

タギロンはどれを買えばいい?


タギロンは2つのパッケージで販売されています。

私が購入したのはこちらの赤いパッケージ。
こちらは原版だそうです。

こちらの黄色いパッケージが新装版。内容は全く同じなのですが、新装版のほうが600円ほど安い。ただし、原版のほうが作りが若干リッチなのでお好みでどうぞ。