VRoidが面白くて、これまでも何件か記事をアップしていましたが、もうそろそろ全部を自分仕様にしたオリジナルアバターを制作して私もバーチャル美少女受肉してみたい!
ということでその過程を何回かに分けてレポートしていきたいと思います。
デザイン案のイラストを作る
まずはアイディアがなければ動けません。デザイン画を描いていきます。
VRoidでモデルを作る際はいくつか制約があるので、それを踏まえて考えます。
VRoidの制約
・衣装のベースは変わらない
→衣装のテクスチャを変更してデザインを調整できますが、ないものを作ることはほぼできません。半袖を長袖にできませんが、長袖は半袖にできます。
・頭部まわりのみ髪パーツで作れるものがある
→頭部から離れると、動かすときに揺れて貫通します。
・体型は大きく変えにくい部分がある
→極端に細い体型を書く人だと上手く再現できない気がする。
とりあえずのラフ
制約を踏まえて、デザインを起こしたのがこんな感じ。そこまで大きくデザインやテクスチャを描くデザインではありませんが、細かいポイントで様々なことをできるよう頑張りたいと思います。
・髪の毛は後ろめに流し、お団子を作る
・上半身はラバースーツ調インナー、下半身はタイツ
・ワンピースをベースに変形させて服を作成する
・メガネ
・顔は化粧を乗せる
以上のポイントで作成。
準備:テクスチャ描くための用意
デザインが決まったので、テクスチャを描く必要があるパーツを抜き出します。
VRoidでも直接編集できるのですが、やはりツールの都合上イラストソフトや画像編集ソフトの方が早くて描きやすいです。私はCLIP STUDIOで編集していきたいと思います。
CLIP STUDIOに持っていくために、
・もともとあるテクスチャ
・ガイド
・自分がどこを編集するかのガイド
の3つを書き出します。
上2つはテクスチャタブから各々のレイヤーを右クリックしてエクスポートで保存できます。
自分用のガイドは画面を見ながら引いていきます。
自分用のガイド
まずぼんやりキャラクター造形を設定します。
その顔を見つつ、デザイン画にそってガイドを引いていきます。
顔を描く
顔のガイドを引く場合は、こんな感じです。
ハイライトと化粧の乗せる場所を描いています。自分だからわかりますが、判別しづらい場合は色分けで対応しましょう。
また、半分のみ描いているのは、半顔のテクスチャを完成させたら反転して完成させるからです。逆に反転させないと均一な感じがなくなるので、この作り方が安牌だと思います。
体を描く
体はこんな感じ。
上半身のラバー部分の塗り分けをしつつ、パーツの位置を把握します。手の甲はどれか、指の裏表など判別しにくいものはここでメモしておきましょう。
下半身はタイツの境目を描きます。下着もついでに見えてしまいそうなのでオシャレなものに作り変えるためガイドを引いています。
他にもハイライト位置などをざっくりメモ。
各パーツ3枚のデータができたらそれを画像編集ソフトに持っていき、レイヤーを重ねます。メモを参照しながらいい感じに描いていきます。
続きはまた次回。